校 長 挨 拶
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本校は、北海道上川地方北部に位置し、松浦武四郎により蝦夷地を北海道と命名した地である音威子府村に、昭和25年(1950年)、北海道名寄農業高等学校音威子府分校定時制課程普通学科として開校して以来、今年で75年目を迎えます。昭和58年(1983年)、村立全日制課程工芸科が道教委から認可され、平成14年(2002年)、校名を北海道おといねっぷ美術工芸高等学校と変更し、村立である北海道唯一の工芸科専科高校として誕生しました。
生徒を道内はもとより全国から受け入れ、「芸術を志し、生徒が集う高校として、造形体験を通し創造力を育み、豊かな人間性の育成と個々の生徒の多様な進路目標を叶える、確かな専門教育を推進する。」とされるスクール・ミッションを達成するために、校訓、学校教育目標のもと、特色ある教育活動を教職員が一丸となり実践しております。
今年度、身だしなみ検討委員会がかねてより取り組んでいた服装の自由化(本校制服を含む)が実現され、学校教育目標の具体にも示されている、「個性を生かし、豊かな自己表現を目指す」ことや、スクールポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)で示されている、「あらゆる教育活動を通じて主体的に学ぶ姿勢と、豊かな自己表現能力を育てる」ための取組として、生徒が主体となり考え行動します。
また、生徒が創り出す素晴らしい作品の数々を、地域との連携・協働を通し価値付けしていくとともに、多くの方々に広く知っていただく取組も進めてまいります。
どうか地域の方々はもとより、音威子府村にお立ち寄りの際は是非本校へ足を運んでいただき、生徒が生き生きと学ぶ姿と創作された作品の数々を御覧いただければ幸いに存じます。
引き続き、本校の教育活動につきまして御理解と御協力を賜りますとともに、北海道で一番小さな村にある「おと高」の活動を大きく発信してまいりますので、今後とも温かくお見守りくださいますことをお願い申し上げます。
令和6年(2024年)4月1日
北海道おといねっぷ美術工芸高等学校長 菊地 裕幸
北海道おといねっぷ美術工芸高等学校長 菊 地 裕 幸