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おと高Q&A

Q1:おと高はどこにありますか?

北海道の北部(道北地方)の音威子府村にあります。高校はJR音威子府駅から歩いて10分ほどの距離にあります。

札幌駅から音威子府駅までは特急で3時間10分程度かかります。

Q2:音威子府村はどのようなところですか?

音威子府村は、北海道で最も人口の少ない村であり(令和7年4月末現在で約600人)、静かで落ち着いた環境が特徴です。村内にはゲームセンターや24時間営業の店舗はなく、ゆったりとした時間が流れています。

村の中央を天塩川が流れ、総面積の約86%が森林に覆われています。冬は道内でも有数の豪雪地帯となり、四季折々の美しい自然の変化を楽しむことができます。豊かな自然環境に恵まれた、風光明媚な地域です。

Q3:どういう学校ですか?

村立で全日制工芸科の高校です。授業時間の約4割が工芸や美術に関する科目となっています。

「HEART AND CREATION 創造 自主 飛翔」を校訓に、美術工芸の学びを通してこれからの時代を担える「人づくり」を目指しています。入学祝い金の支給、授業や部活動に対する補助など、村からの手厚い支援がなされています。

Q4:受検の手続きは、どうしたらよいですか?

まず、在籍する(在籍していた)中学校の先生に相談してください。受検に関する手続きは、全て中学校を通して(ただし、入学者選抜を実施する年度の3月31日に20歳以上の者は直接)行ってください。詳しくは、北海道おといねっぷ美術工芸高等学校及び道立高等学校入学者選抜の手引を参照してください。なお、入試に関係する窓口は、本校教頭になります。

Q5:どのような受検になりますか?

受検日や受検科目、選抜方法は道立高校と同一で、一般入学者選抜(3月初旬、学力検査)と推薦入学者選抜(2月中旬、面接)を行います。 

募集は、工芸科1学級(定員40名)です。推薦による入学者は定員の75%(30名) 程度です。

Q6:道外(本州)から推薦入学者選抜は受けられますか?

道外からも推薦入学者選抜に出願できます。平成31年度入学生の入試から可能となりました。

Q7:生徒の出身地はどのようになっていますか?

ここ数年は、道内から8割、道外から2割程度の人数構成となっています。遠くは九州(過去には沖縄からの入学生もいました)から、北は北海道稚内市まで、全道全国から生徒が集まっています。 

Q8:村にはどのような施設・設備がありますか?

商店数軒(コンビニエンスストア含む)、食堂(数軒)、診療所、歯科医院(週に1回のみ)、郵便局、信用金庫、ガソリンスタンド、交通ターミナル(特急停車駅兼バス停留所)、 道の駅、公民館、プール(夏季期間のみ営業)、スキー場、クロスカントリースキーコース(冬季期間のみ営業)、温泉(宿泊可)、駐在所などがあります。

Q9:学校見学は可能ですか?

随時可能です。お問い合わせフォームで連絡するか、学校まで直接電話いただき、お申し込み下さい。

休日や学校閉庁日には対応が難しい場合があります。「学校生活」ページの年間計画をご確認ください。

窓口は本校教頭となります。

👉学校見学について

Q10:道外からの受検を考えていますが、寮や下宿などの紹介はありますか?

ご自宅からの通学が難しい入学者のために、寄宿舎「チセネシリ寮」をご用意しております。合格者の方には、入寮に関する案内を別途送付いたします。

寮の様子等については「チセネシリ寮の紹介」のページをご確認ください。

なお、村内に下宿施設はございません。

Q11:全寮制ですか?

寮を完備していますが、全寮制ではありません。通学が可能であれば通うこともできます。ここ数年は、在校生全員が寮から学校に通っています。

Q12:学校の中に購買や食堂はありますか?

ありません。文具が必要な場合は村内のお店で手に入れることが出来ます。寮では3食(平日の昼食は弁当)用意されますので、食事の心配はありません。

Q13:どのような部活動がありますか?

7つの部活動(美術部、工芸部、バドミントン部、アルペンスキー部、軽音学部、家政部、文芸部)があります。

各部とも様々な活動をしています。新入生を対象に、4月に部活動見学期間をもうけています。入部する場合、各部活動の様子をよくみて決定してください。美術部・工芸部は高校総合文化祭(全国大会)の常連です。

Q14:美術コース・工芸コースで揃える道具等はありますか?

美術コースでは素描(デッサン)や絵画の授業が組まれており、素描・油彩道具(最低限でおおむね1万円程度)を揃えていただく必要があります。工芸コースでは基本的に個別に必要となるものはありません。何を制作するかにより、追加で購入が必要な場合もあります。

Q15:工芸科ですが、美術を学べますか?

学べます。

1年生の「美術Ⅰ」、2年生の「美術Ⅱ」の授業で美術を学ぶことができます。美術コースを選択すると、2年生以降により専門的に美術を学ぶことが出来ます。本格的に絵画を制作したい生徒は美術部に入部しています。

Q16:寮生活の様子を教えてください。

規則正しい生活を送るために日課があります。入学後の約3か月間は上級生と同室になります。そこで寮生活のルールを教えてもらいながら過ごしてもらいます。

居室には机、椅子、クローゼット、ベッドがあり、2~3名で1つの部屋を使用します。食事は一日3食用意され、部屋の片付けや洗濯等は各自で行います。また寮生で組織する寮生会があり、寮生活の改善に向けた取組や寮行事の企画を行っています。

Q17:自宅から離れて生活させることが不安ですが、大丈夫でしょうか?

ご心配はもっともです。初めて親元を離れて生活することに、不安を感じるのは自然なことです。

実際、多くの生徒が最初はホームシックになることもありますが、次第に寮での生活に慣れ、仲間と支え合いながら楽しく過ごせるようになっています。

本校の寮では、自分のことを自分で行う「自律」の力を育むことを大切にしています。寮では寮職員や先輩が生活面での支えとなり、自分のことを自分でできるようになるためのサポートを行っています。

また、生徒の生活や成長を支えるために、保護者の方との連携を大切にしております。日頃からのコミュニケーションを通じて、不安を軽減できるよう努めてまいりますので、どうぞご安心ください。

Q18:人とのコミュニケーションがとても苦手ですが、大丈夫ですか?

寮生活には、教職員や生徒間のコミュニケーションが欠かせません。どの生徒も在学中は様々な人間関係に直面し苦労しているようです。しかし、苦労した分だけ、生徒は成長して卒業していきます。コミュニケーションが苦手でも、積極的に人と関わりコミュニケーションの能力を高めていこうとする気持ちが大切です。3年間の様々な取組を通して、引っ込み思案な性格を改善した卒業生も多数います。

Q19:入学後に必要な費用はいくらぐらいですか?

令和6年度の金額を例にお知らせします。物価変動等により諸納金が変更になる場合もありますが、寮費は月額30,000円で、食費(3食)や光熱費等を含み、1年間に必要な金額を月割りしています。学級費やPTA会費等の諸納金があり、前期に納入していただきます。

※御希望があれば学校ガイダンス資料をお送りします。資料請求フォームからお申込みください。

Q20:実家への帰省はできますか?

本校では、夏・冬の長期休業のほかに、年度始年度末休業(春)や春の大型連休(ゴールデンウィーク)を含めた年4回の休業日を設けています。この期間は寮が閉鎖となりますので、全員が各家庭へ帰省していただきます。それ以外の休業日(週末)等は、寮で過ごすこととなりますが、帰省願を届けて実家等へ帰省することも可能です。

Q21:寮に持ち込めないものはありますか?

集団生活に支障がないように寮の規則があります。なお、不明な点は寮職員に相談をお願いしています。

Q22:学校および寮にWi-Fi環境は整っていますか?

はい、学校と寮の両方にWi-Fi環境が整備されておりますので、学習や連絡などに支障はございません。
なお、寮内では生活リズムの保持し、学業に集中できる環境を保つため、Wi-Fiの利用時間には一定の制限を設けております。ご理解とご協力をお願いいたします。