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おと高Q&A

Q1:おと高はどこにありますか?

北海道の北部(道北地方)の音威子府村にあります。最寄りの音威子府駅までは、札幌駅から特急で3時間10分程度かかります。

Q2:音威子府村はどのようなところですか?

北海道で1番小さな村(令和5年4月末で人口660人)です。村民はお互いに顔見知りで心温かく、村内にはゲームセンターや24時間営業するお店もなく静かなところです。豊かな自然に囲まれ、四季折々の美しい景色が楽しめる風光明媚な地域です。

Q3:どういう学校ですか?

村立で全日制工芸科の高校です。授業時間の約4割が工芸や美術に関する科目となっています。

「HEART AND CREATION 創造 自主 飛翔」を校訓に、美術工芸の学びを通してこれからの時代を担える「人づくり」を目指しています。入学祝い金の支給、授業や部活動に対する補助など、村からの手厚い支援がなされています。

Q4:受検の手続きは、どうしたらよいですか?

まず、在籍する(在籍していた)中学校の先生に相談してください。受検に関する手続きは、全て中学校を通して(ただし、入学者選抜を実施する年度の3月31日に20歳以上の者は直接)行ってください。詳しくは、北海道おといねっぷ美術工芸高等学校及び道立高等学校入学者選抜の手引を参照してください。なお、入試に関係する窓口は、本校教頭になります。

Q5:どのような受検になりますか?

受検日や受検科目、選抜方法は道立高校と同一で、一般入学者選抜(3月初旬、学力検査及び面接)と推薦入学者選抜(2月中旬、面接)を行います。 

募集は、工芸科1学級(定員40名)です。推薦による入学者は定員の50%(20名) 程度です。

Q6:道外(本州)から推薦入学者選抜は受けられますか?

道外からも推薦入学者選抜に出願できます。平成31年度入学生の入試から可能となりました。

Q7:生徒の出身地はどのようになっていますか?

ここ数年は、道内から8割、道外から2割程度の人数構成となっています。遠くは九州(過去には沖縄からの入学生もいました)から、北は北海道稚内市まで、全道全国から生徒が集まっています。 

Q8:村にはどのような施設・設備がありますか?

商店数軒(コンビニエンスストア含む)、食堂(数軒)、診療所、歯科医院(週に1回のみ)、郵便局、信用金庫、ガソリンスタンド、交通ターミナル(特急停車駅兼バス停留所)、 道の駅、公民館、プール(夏季期間のみ営業)、スキー場、クロスカントリースキーコース(冬季期間のみ営業)、温泉(宿泊可)、駐在所などがあります。

Q9:受検を考えていますが、学校見学は可能ですか?

可能です。学校見学お申込みフォームからお申し込み下さい。

Q10:道外からの受検を考えていますが、寮や下宿などの紹介はありますか?

御自宅から通えない入学者のために、寄宿舎「チセネシリ寮」があります。合格者へ入寮案内を送付しております。なお、村内に下宿はありません。

Q11:全寮制ですか?

寮を完備していますが、全寮制ではありません。通学が可能であれば通うこともできます。ここ数年は、在校生全員が寮に入って生活を送っています。

Q12:学校の中に購買や食堂はありますか?

ありません。文具は村内のお店で手に入れることが出来ます。寮では3食(平日の昼食は弁当)用意されますので、食事の心配はありません。

Q13:どのような部活動がありますか?

8つの部活動があり、全員加入をお願いしています(いずれか1つの部活動に所属)。各部とも様々な活動をしていますので、入学後の見学期間によく考えて決定してください。ちなみに、美術部・工芸部は高校総合文化祭(全国大会)の常連で、クロスカントリースキー部は平成28年の高校総体スキー競技において男子総合優勝し、4回目の全国制覇(平成27年から2連覇)を成し遂げました。また、オリンピック選手も輩出しています。(※クロスカントリースキー部は令和6年度から休部予定です。)

Q14:美術コース・工芸コースで揃える道具等はありますか?

美術コースでは素描(デッサン)や絵画の授業が組まれており、素描・油彩道具(最低限でおおむね1万円程度)を揃えていただく必要があります。工芸コースでは基本的に個別に必要となるものはありません。何を制作するかにより、追加で購入が必要な場合もあります。

Q15:工芸科ですが、美術を学べますか?

学べます。工芸コースを選択した場合は、1年次の「美術Ⅰ」、2年次の「美術Ⅱ」の授業で美術を学ぶことができます。美術コースを選択すると、2年生以降に選択科目でより専門的に美術を学ぶことが出来ます。本格的に絵画を制作したい生徒は美術部に入部しています。

Q16:寮生活の様子を教えてください。

規則正しい生活を送るために日課があり、入学後の約3か月間は上級生と同室で寮生活のルールを教えてもらいながら過ごす期間を設けています。居室には机、椅子、クローゼット、ベッドがあり、2~3名で1つの部屋を使用します。食事は3食用意され、部屋の片付けや洗濯等は各自で行います。寮生で組織する寮生会があり、自主的に寮生活の改善に向けた取組や寮行事を企画しています。

Q17:自宅から離れて生活させることが不安ですが、大丈夫でしょうか?

寮生活には自分の事を自分で行う「自律」が求められます。小規模校であることから、教職員や寮職員と生徒の距離は非常に近く、家庭的な雰囲気があります。親元から離れて暮らすため、日頃から保護者とお子さんとの間でのコミュニケーションが欠かせません。また、生徒の成長には教職員と保護者の連携が必要ですので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

Q18:人とのコミュニケーションがとても苦手ですが、大丈夫ですか?

寮生活には、教職員や生徒間のコミュニケーションが欠かせません。どの生徒も在学中は様々な人間関係に直面し苦労しているようです。しかし、苦労した分だけ、生徒は成長して卒業していきます。コミュニケーションが苦手でも、積極的に人と関わりコミュニケーションの能力を高めていこうとする気持ちが大切です。3年間の様々な取組を通して、引っ込み思案な性格を改善した卒業生も多数います。

Q19:入学後に必要な費用はいくらぐらいですか?

令和5年度の金額を例にお知らせします。物価変動等により諸納金が変更になる場合もありますが、寮費は月額30,000円で、食費(3食)や光熱費等を含み、1年間に必要な金額を月割りしています。学級費やPTA会費等の諸納金があり、前期に納入していただきます。

※御希望があれば学校ガイダンス資料をお送りします。資料請求フォームからお申込みください。

Q20:実家への帰省はできますか?

本校では、夏・冬の長期休業のほかに、年度始年度末休業(春)や学期間休業(秋)、春の大型連休(ゴールデンウィーク)を含めた年5回の休業日を設けています。この期間は寮が閉鎖となりますので、全員が各家庭へ帰省していただきます。それ以外の休業日(週末)等は、寮で過ごすこととなりますが、帰省願を届けて実家等へ帰省することも可能です。

Q21:寮に持ち込めないものはありますか?

集団生活に支障がないように寮の規則があります。なお、不明な点は寮職員に相談をお願いしています。

Q22:携帯電話の利用はできますか?

音威子府村では、主な会社の携帯電話を使用することができます。また、寮・学校への携帯電話の持込みも可能です。使用上のマナーを守ることや、ネットトラブルからの回避、生活リズムの保持など自己管理が求められます。学校での使用についてはルールがあります。御家庭でも携帯電話の使用規制やフィルタリング設定等、携帯電話利用についての御指導いただきますようお願いたします。